iPS細胞の高次特性解析

Pocket
LINEで送る

理研BRC細胞材料開発室が細胞バンク事業として提供しているiPS細胞株について、
標準化された形で以下の高次特性解析を実施する。

  • 自己複製能解析:iPS細胞の自己複製能を調べるため、増殖能と未分化マーカーの陽性率を解析する。
  • 多分化能解析:iPS細胞の多分化能を調べるために、テラトーマ形成実験及び胚様体形成実験を行う。
    また、疾患標的細胞(原因細胞、関与細胞等)が判明している疾患であり、
    該当細胞の分化誘導法が確立されている場合には、その分化誘導法を用いて特定の細胞系列、種への分化能を解析する。
  • 遺伝子・ゲノム解析:それぞれのiPS細胞株の染色体構成が維持されているかを核型解析により検討する。
    さらに、原因遺伝子が特定されている疾患に関して、理研細胞バンクが保有する疾患特異的iPS細胞を用いて、
    当該の原因遺伝子の配列を解析し、発表されている原因遺伝子と同様の配列であることを確認する。
    原因遺伝子が特定されていない場合には、全ゲノム解析などの網羅的遺伝子配列解析を実施し、
    原因遺伝子を探索するとともに下記の加工iPS細胞作製に用いるゲノム編集技術に必要な配列情報を得る。