共著論文を出版

林チームリーダーの前所属の研究室(筑波大学医学医療系遺伝子制御研究室)から原著論文が出版されました。

タイトルは
Live cell imaging of X chromosome reactivation during somatic cell reprogramming

両方のX染色体にそれぞれ違う蛍光タンパク質を搭載したマウスES細胞を作製しました。このES細胞では、X染色体不活性化が起きるとどちらかの蛍光タンパク質の発現が無くなります。この細胞を用いて、分化させた時にX染色体不活性化に伴い、一方の蛍光が消失したことを確認しました。さらに分化した細胞からiPS細胞を作製すると、X染色体再活性化にともなって、両方の蛍光が再び確認できました。これらの結果は、この細胞株がX染色体の状態を可視化するのに非常に良いツールであることを示しています。

Congratulations, Yen!