新規研修生の加入

東京理科大学薬学部から2名の研修生が卒業研究のため、
「外研」として6月から参加しています。
天野君、清水君、一緒にこれから頑張っていきましょう!

遺伝性腎臓病のヒトiPS細胞を樹立・特性解析に関する論文発表

本研究における他機関との連携の図

遺伝性腎臓病の一つである「若年性ネフロン癆(ろう)」患者由来のiPS細胞(人工多能性幹細胞)の樹立と特性解析を実施した内容をStem Cell Research誌で発表しました。

Arai Y, Takami M, An Y, Matsuo-Takasaki M, Hemmi Y, Wakabayashi T, Inoue J, Noguchi M, Nakamura Y, Sugimoto K, Takemura T, Okita K, Osafune K, Takasato M, Hayata T, Hayashi Y.
Generation of two human induced pluripotent stem cell lines derived from two juvenile nephronophthisis patients with NPHP1 deletion.
Stem Cell Res. 2020 May;45:101815. doi: 10.1016/j.scr.2020.101815. Epub 2020 Apr 21. PMID: 32361464

共著者である共同研究者の方々
ありがとうございました!

この発表内容に関して、
理化学研究所からプレスリリースが出ています。
https://www.riken.jp/press/2020/20200501_1/

筆頭著者の荒井君 おめでとう!

今後はこのiPS細胞を用いて遺伝性腎臓病の病態モデルの作製と新規治療法の創出に向けて、頑張っていきます!

理化学研究所 国際プログラム・アソシエイト(IPA)の募集

理研では、連携している国内あるいは海外の大学院・研究機関に所属する外国籍大学院博士課程の留学生を、学位取得のための研究指導をするために受け入れています。

現在、今年の10月から3月に受け入れる学生を募集中です。
締め切りは4月30日となっています。

受け入れ条件などの詳細は以下のリンク先のwebページに掲載されています。
https://www.riken.jp/careers/programs/ipa/#ipa

もしこの条件に合致して、当研究室で研究したい方は、
いつでもお気軽にご連絡ください。

チームメンバーの卒業・修了・転職のお知らせ

この年度末で、当チームから4名が巣立っていきました。
卒業研究をしていた研修生は、都内の国立大学院へと進学。
修士研究をしていた研修生2名は、国内大手化粧品メーカーと外資大手製薬メーカーに就職。
テクニカルスタッフは、共同研究先のベンチャー企業へと転職しました。
それぞれの方々の益々の活躍を祈っています!

[追加再掲]博士研究員募集

以前にもお知らせしましたが、当研究室では博士研究員を募集しています。
博士号取得後5年未満の方がとりあえず対象です。
(厳密なものではありません。もし条件に適していなくても、この職種に興味があれば、とりあえず私にお気軽にご連絡ください。)

また、テクニカルスタッフも引き続き募集中です。


また、理化学研究所全体では、来年4月の採用での「基礎科学特別研究員」も募集しています。そちらも合わせてご検討ください。

https://www.riken.jp/careers/researchers/20200311/index.html

ポスドク募集!

理化学研究所では、現在2021年度 基礎科学特別研究員を募集しています。
もちろん当研究室を受け入れ研究室として応募可能です。

https://www.riken.jp/careers/programs/spdr/career2021/

この制度は来年4月からですが、
もしもっと早く(次年度)から働きたい、ということであれば、
当研究室では、基礎科学特別研究員に応募可能な若手研究者(博士号取得5年目くらいまで)のポスドクを雇うことができる状況です。


つくばでiPS細胞を研究に興味がある方、
是非、お気軽にご連絡ください!

共著論文が出版されました

前職で所属していた筑波大学遺伝子制御学研究室を中心とした論文が出版されました。多能性幹細胞へのリプログラミングに伴って起るレトロウイルスのサイレンシングの機構について、詳細な機構と関連する因子を同定しました。Phuong Linh、西村先生、久武先生おめでとうございます!

Bui PL, Nishimura K, Seminario Mondejar G, Kumar A, Aizawa S, Murano K, Nagata K, Hayashi Y, Fukuda A, Onuma Y, Ito Y, Nakanishi M, Hisatake K. Template Activating Factor-I α Regulates Retroviral Silencing during Reprogramming. Cell Rep. 2019 Nov 12;29(7):1909-1922.e5. doi: 10.1016/j.celrep.2019.10.010. PubMed
PMID: 31722206.

共著論文が出版されました

前職で所属していた筑波大学遺伝子制御学研究室を中心とした論文が出版されました。褐色・ベージュ脂肪細胞の個体内発現を近赤外の蛍光(iRFP720)でモニターできるマウスを開発しました。福田先生、久武先生おめでとうございます。

Fukuda A, Honda S, Fujioka N, Sekiguchi Y, Mizuno S, Miwa Y, Sugiyama F,Hayashi Y, Nishimura K, Hisatake K. Non-invasive in vivo imaging of UCP1 expression in live mice via near-infrared fluorescent protein iRFP720. PLoS One. 2019 Nov 15;14(11):e0225213. doi: 10.1371/journal.pone.0225213. eCollection 2019. PubMed PMID: 31730675.