研修生 (インターン)の修了

長岡技術科学大学の卒研生として、当研究室に約3ヶ月のインターンをしていた竹内千尋さんが、インターンを修了しました。

インターン中は、
新型コロナの影響で困難な状況でしたが、
蛍光タンパク質レポーターiPS細胞の作製と特性解析、分化誘導法の開発、などと非常に精力的に実験を行いました。

今後も修士課程に進学して、研究に従事する、ということですので、
これからも頑張ってください!

今後も当研究室では、
やる気と才能に溢れる研修生を国際的に受け入れていきます。

執筆・編集した細胞培養の実践教科書の出版

株式会社じほう から、
「細胞培養実習テキスト 第2版」が出版されました。

所属する日本組織培養学会で編纂したもので、
私は編集・執筆で関わりました。

第1版から、
実習形式で細胞培養を学ぶという、
実践的なスタイルのユニークな教科書として、
皆様にご愛顧いただきました。

第2版では、
最新の情勢に沿って、アップデートするとともに、
細胞培養のより正しい知識が身につくように、モデル実験の内容や実習スケジュール等まで入念な確認作業を経て編集した内容となっています。

細胞培養に携わる全ての方に、
細胞を培養する上で必要な基礎知識や基盤技術について、
写真やイラストを用いながらわかりやすく解説しています。

第1版を持っていない方はもちろん、
第1版を持っている方も、
是非、ご購読をよろしくお願いいたします。


研修生(インターン)の修了

オランダ ユトレヒト大学の修士課程から当研究室に7ヶ月のインターンをしていたDorian Luijkx君が、インターンを修了して帰国しました。

インターン中は、
新型コロナの影響で困難な状況でしたが、
患者特異的iPS細胞の樹立と特性解析、さらに新しい分化誘導法の解析、
と非常に精力的に実験を行い、
短い期間でも大きな成果を残してくれました。

現在は、マーストリヒト大学の博士課程に進学しています。
Dorianの今後の活躍を祈っています!

今後も当研究室では、
やる気と才能に溢れる研修生を国際的に受け入れていきます。

Review Articleを発表

Frontiers in Cellular Neuroscience誌に「染色体異常関連疾患における患者由来iPS細胞を用いた研究」についての総説論文(Review article)を発表しました。

Hayashi Y, Takami M, Matsuo-Takasaki M. Studying Abnormal Chromosomal Diseases Using Patient-Derived Induced Pluripotent Stem Cells. Front Cell Neurosci. 2020;14:224. Published 2020 Aug 13. doi:10.3389/fncel.2020.00224

新規研修生の加入

東京理科大学薬学部から2名の研修生が卒業研究のため、
「外研」として6月から参加しています。
天野君、清水君、一緒にこれから頑張っていきましょう!

遺伝性腎臓病のヒトiPS細胞を樹立・特性解析に関する論文発表

本研究における他機関との連携の図

遺伝性腎臓病の一つである「若年性ネフロン癆(ろう)」患者由来のiPS細胞(人工多能性幹細胞)の樹立と特性解析を実施した内容をStem Cell Research誌で発表しました。

Arai Y, Takami M, An Y, Matsuo-Takasaki M, Hemmi Y, Wakabayashi T, Inoue J, Noguchi M, Nakamura Y, Sugimoto K, Takemura T, Okita K, Osafune K, Takasato M, Hayata T, Hayashi Y.
Generation of two human induced pluripotent stem cell lines derived from two juvenile nephronophthisis patients with NPHP1 deletion.
Stem Cell Res. 2020 May;45:101815. doi: 10.1016/j.scr.2020.101815. Epub 2020 Apr 21. PMID: 32361464

共著者である共同研究者の方々
ありがとうございました!

この発表内容に関して、
理化学研究所からプレスリリースが出ています。
https://www.riken.jp/press/2020/20200501_1/

筆頭著者の荒井君 おめでとう!

今後はこのiPS細胞を用いて遺伝性腎臓病の病態モデルの作製と新規治療法の創出に向けて、頑張っていきます!

理化学研究所 国際プログラム・アソシエイト(IPA)の募集

理研では、連携している国内あるいは海外の大学院・研究機関に所属する外国籍大学院博士課程の留学生を、学位取得のための研究指導をするために受け入れています。

現在、今年の10月から3月に受け入れる学生を募集中です。
締め切りは4月30日となっています。

受け入れ条件などの詳細は以下のリンク先のwebページに掲載されています。
https://www.riken.jp/careers/programs/ipa/#ipa

もしこの条件に合致して、当研究室で研究したい方は、
いつでもお気軽にご連絡ください。

チームメンバーの卒業・修了・転職のお知らせ

この年度末で、当チームから4名が巣立っていきました。
卒業研究をしていた研修生は、都内の国立大学院へと進学。
修士研究をしていた研修生2名は、国内大手化粧品メーカーと外資大手製薬メーカーに就職。
テクニカルスタッフは、共同研究先のベンチャー企業へと転職しました。
それぞれの方々の益々の活躍を祈っています!

[追加再掲]博士研究員募集

以前にもお知らせしましたが、当研究室では博士研究員を募集しています。
博士号取得後5年未満の方がとりあえず対象です。
(厳密なものではありません。もし条件に適していなくても、この職種に興味があれば、とりあえず私にお気軽にご連絡ください。)

また、テクニカルスタッフも引き続き募集中です。


また、理化学研究所全体では、来年4月の採用での「基礎科学特別研究員」も募集しています。そちらも合わせてご検討ください。

https://www.riken.jp/careers/researchers/20200311/index.html